
ネットの声に心が折れそうになった
ネットを見れば「借金が年収の1/3を超えたらもう終わり」「治らない」「離婚した方がいい」。
そんな言葉が目に入ってくる。
正直、心が折れそうだった。
自分は本当にもうダメなのか。やり直す道はないのか。
そんな不安で頭がいっぱいになった。
俺の借金と現状
俺の借金は約240万円。
毎月返済に回せるのは、今のところ5万円がやっとだ。
計算上、完済は6年ちょっと先。その頃、自分は53歳になっている。
妻が働いてくれているから、子供には最低限のことはさせてあげられている。
でも、借金のことは言えない。もし知られたら、多分、離婚だと思う。
そして子供の進路や学業の選択肢が狭くなる。そう思うと、自分が情けなくて仕方ない。
さすがに申し訳なくなり、コロナ禍で残業が無くなり給料が減った時、
上の娘が大学受験に向けて塾に行きたそうだったから、割のいいバイトを見つけて塾代は出せた。
それがせめてもの父親としての役目だった。
ギャンブルをした自分への後悔
自分は嫁に内緒で借金をしてギャンブルをしてしまった。給料明細を誤魔化し給料の一部を別口座に振り込ませてた。
20年間の間に、2回はなんとか完済した。
「もうやめよう」と心から思ったはずだったのに、3回目に手を出してしまった。
「1レースくらいならいいだろう」──そう思ってしまったのが始まりだった。(最終的には競馬にドはまり)
負けるとムキになり、2回目、3回目と賭ける金額もどんどん増えていった。
気が付けば、また年収の1/3を超える借り入れを抱えていた。
次、もしギャンブルに手を出すくらいなら、死んで詫びたいと思っている。
それくらい、もう絶対に二度とやらないと決めている。
自分への問いと決意
ただ、借金があることを知られる前に、子供の学業が無事終わるのが先か、
完済して胸を張って出直す自分になれるのが先か…。
日々、その不安に押しつぶされそうになる。
自分の見解は、借金は懲役と同じだと思っている。借金があると常に自分の行動に制限がかかり、食べたいものが食べられない・やりたいことが出来ない・欲しいものも買えない・行きたい場所に行くことが出来なくなる。借金している間はずっとそうだ。ギャンブルは当たった時の感触や満足感が脳の中に常にあり、負ける可能性がの方が高いのに増やそう増やそうと、勝てるかも勝てるかもと常に高揚感で満ち溢れている。もう俺はそれで例えると、懲役25年は食らっているなあ。反省しないからまた繰り返し刑務所に戻る囚人と同じだ。模範囚でいればあと6年くらいで出所(完済)になる。次に出所したらもう53才。やり直すには遅すぎたとも思うけど、逆にまだ53才からやり直せるとポジティブに生きたいと思う。
この歳で学歴も資格もない自分が、借金返済を早める特別な副業を見つけられるのか。
正直、鬱なんじゃないかって思うくらい落ち込んでいる。
「死んで保険金で家のローンがなくなった方が家族は幸せじゃないか」
そんなことまで考えてしまうこともある。
でも、同時に思う。
もし自分が死んだら、それ以上に子供の心に深い傷を残すんじゃないか。
それだけは絶対に嫌だ。
そして何より、今も生きている77歳の母親の顔が浮かぶ。
親より先に逝くなんて、そんな親不孝はしたくない。
今できることを一歩ずつ
完済まで6年といっても、刑務所よりはずっとマシだろう。
お酒だって飲める。禁煙は借金返済のためにやむを得ず始めたが、今ではそれで良かったと思っている。
仕事柄、お酒の付き合いもあるし、妻にお願いしてジムにも通わせてもらっている。
6年後、借金を完済したとき、今度こそ胸を張って家族に向き合いたい。
そして、少しでも副業でコツコツと稼いで、妻をどこか旅行に連れて行ってあげたい。
その日まで、自分のペースで一歩ずつ進んでいく。
6年間でやろうとしていること
- 会社での昇格(少しでも給料を上げて最後の10年弱くらいは妻に少しでも楽させてあげたい)
- 月数万でも稼げる副業(老後にプラスαで妻に美味い物を食べに連れて行ってあげたり旅行に連れて行ってあげたい)
- 通い続けられれば6年間で体脂肪率14%以下に落として、万が一会社が潰れても70歳まで働ける体に仕上げておきたい
まとめ
借金は本当に苦しいし、情けない気持ちになる。
だけど、終わりじゃない。
誰か同じように悩んでる人がいたら、俺と一緒に前に進んでほしい。
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