【実話】月130万円稼いだ20代と金銭感覚が壊れた今の47歳の話

私は20歳のころ、大学を中退して、あるスジの仕事をしてた。
事業名はあれだけど、簡単に言えば「やみ金」だ。

法外ではないけど、限りなく黒に近い仕事。
毎月130万円ほどの収入があり、非課税。

1日の飲み代は多い時で15万。
昼間からキャバクラで飲むのが常々。

金はあっても何も残らない。
ただ飲んで笑ってるけど、中身はおそらく空っぽだった。

そんな仕事も、時の石原知事による法改正で端を発す。

上司に「もうやめてまっとうな道いけ」と言われ、
高校時代のバイト先のコンビニ戻り、再就職。

そこでバイトしていた女の子のお兄ちゃんの仕事元に紹介してもらった。
それが、今働いている会社です。

あれから金のこと、仕事のこと、人間関係のこと、すべてをやりなおしてきたつもりだけど、
金銭感覚だけはどうも抜けない。

「あんだけ稼げたんだから」
そういう心のどこかに、いまだにこの本音が残ってる。

だからパチンコ・スロットで平気で数万

競馬で数十万と賭けられちゃうんだろうな。

自分の今貰ってる給料を時給換算してみろよ！

このブログも、そのしょうもない記憶から出発してるのかもしれない。

ここで、一度まっさらに立ち返るための記録を、もう一度始めようと思いました。

こんな俺みたいな人間でもやり直せると、どこかで信じたい。